石川・藤本組が逆転勝利 遼「時間が進むほど楽しかった」

[ 2012年12月15日 19:08 ]

第2日、フォアボールでモリナリ兄弟に勝ち、笑顔で握手する石川遼(左)と藤本佳則

 男子ゴルフのアジアと欧州の団体対抗戦、ロイヤル・トロフィー第2日は15日、ブルネイのエンパイアホテルCC(パー71)で2人一組でホールごとにいい方のスコアを採用するフォアボールを行い、アジアは2勝2分けとし、3・5―4・5と差を縮めた。

 石川遼、藤本佳則組は前半リードを許したが、後半息の合ったプレーで巻き返し、3アンド1でエドゥアルド、フランチェスコのモリナリ兄弟(イタリア)に勝った。

 最終日は個人戦のマッチプレーで、石川はヘンリク・ステンソン(スウェーデン)と、藤本はマルツェル・ジーム(ドイツ)と対戦する。

 ▼石川遼の話 勝てたのは非常にうれしい。藤本さんのおかげ。僕は力を出し切れなかった。(藤本は)自分が小学校くらいのころからすごい方だったし、安心してプレーできた。時間が進むほど楽しかった。

 ▼藤本佳則の話 前半から悪くなかったが、後半の方がお互いのプレーが良くなって気持ちがかみ合った。勝てないと意味がないし、勝利への執着心があった。(最終日は)パーを取っているだけでは勝てないので、攻めていきたい。

 ▼尾崎直道アジア主将の話 選手全員がよく頑張った。点差を少しでも縮めることが目標だったので、その目標は達成できた。(最終日は)勝てる相性を何パターンも考えて(対戦を)組ませた。

 ▼ホセマリア・オラサバル欧州主将の話 アジアチームがすごくよく戦った。いいプレーをした方が勝つ、シンプルなことだ。(共同)

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