瀬戸が日本新で金 男子400メドレー 世界短水路選手権

[ 2012年12月15日 06:00 ]

 競泳の世界短水路選手権第2日は13日、トルコ・イスタンブールの25メートルプールで争われ、男子400メートル個人メドレー決勝で18歳の瀬戸大也(JSS毛呂山)が自身の記録を0秒87更新する3分59秒15の短水路日本新記録をマークし、金メダルを獲得した。今大会の日本勢のメダル獲得は初めてで、ロンドン五輪銅メダルの萩野公介(御幸ケ原SS)は4分4秒13で4位。男子100メートル平泳ぎ決勝では山口観弘(志布志DC)が58秒26で7位だった。

 会心のレース運びを見せた瀬戸は「(悔しさを)ぶつけられた」と顔をほころばせた。

 最初のバタフライでリードを奪うが、思うようにタイムが伸びなかった。それでも「焦らず他の種目でカバーしよう」と切り替える冷静さがあった。苦手の背泳ぎで3番手に落ちたが、得意の平泳ぎでトップに立つと自由形でもギアを上げて逃げ切った。

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2012年12月15日のニュース