稀勢、割り出して白鵬戦へ 

[ 2012年11月22日 20:25 ]

大相撲九州場所12日目

(11月22日 福岡国際センター)
 稀勢の里が、幕内では2007年秋場所5日目の栃乃洋戦で自身が決めて以来となる「割り出し」で新鋭の舛ノ山を退け、貫禄を示した。

 右上手を引き、左をはずにあてがう格好で圧倒。スケールが大きい力士ならではの決まり手だ。13日目の白鵬戦に弾みがつき「全力でやるだけ」と闘志を燃やす。奇跡の逆転優勝に向け「まずは明日勝ってから。最後までしっかりやる」と大一番を見据えた。

 九州場所の白鵬戦といえば、2年前に連勝を63で止めた白星が思い出される。「あれが(飛躍の)きっかけになっていますから」と懐かしんだ。

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2012年11月22日のニュース