千代大龍　３敗に後退も「いい負け方だった」

大相撲九州場所１２日目

（11月22日 福岡国際センター）
　２敗で白鵬を追っていた西幕尻の千代大龍は、阿覧を押し込みながらもうまくかわされ、右突き落としに屈した。３敗に後退したが「土俵際で上体が高くなってしまったけど、自分の相撲を取れた。いい負け方だった」と攻めたことを前向きにとらえた。

　２４歳の元学生横綱は優勝争いを意識していないという。「（１１日目に）両横綱が負けたことを知ったのも、夜１０時ごろだった。今場所は８勝することしか考えていなかったので、目標（到達）は終わった」と、あくまでマイペースだった。