中部電力、準決進出にあと1勝 SC軽井沢クは2敗目

[ 2012年11月22日 06:00 ]

カザフスタン戦で今大会初出場した中部電力の佐藤(中央)。左は市川、右は清水

 カーリングのパシフィック・アジア選手権第4日は21日にニュージーランド・ネーズビーで1次リーグを行い、2回戦総当たりの女子で日本代表の中部電力はカザフスタンに8―9で競り負けたが、オーストラリアに11―3で大勝して4勝3敗となり、準決勝進出にあと1勝とした。1回戦総当たりの男子で日本代表のSC軽井沢クは韓国に4―7で敗れ、3勝2敗となった。

 韓国、中国に連敗した女子の中部電力にとって、5連敗中だったカザフスタンは悪い流れを変える格好の相手のはずだった。1次リーグ初戦では圧勝していたが、この日は第10エンドに2点を奪われ逆転負け。主将の市川は「小さなずれが重なり、かみ合わなかった」と表情を曇らせた。それでも次のオーストラリア戦ではしっかり立て直し、見違えるように正確なショットで序盤から大量リードを奪った。市川は「負けを引きずっていなかったし、切り替えはできていた。ずれをすぐに調整できたのは収穫だった」と話し、22日に再び挑む韓国戦での雪辱を期した。

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2012年11月22日のニュース