決勝逃し、悔しがる酒井 ショートトラックW杯

[ 2012年10月21日 15:34 ]

 スピードスケート・ショートトラックのワールドカップ(W杯)第1戦は20日、カナダのカルガリーで行われ、女子の酒井裕唯(岐阜ク)は昨季は2勝し、総合優勝も果たした女子1000メートル5位。準決勝2組で3位に終わり、決勝進出を逃した瞬間を振り返り「気持ちは決勝に傾いていたので、凄くつらく悔しかった」と口にした。

 柏原監督が「ちょっと失敗した」と解説したように、前半から果敢に先頭を争った影響で終盤は疲れが出てしまった。攻めつつレース展開を見極める冷静さを課題に挙げながら「ここから今年のスタートだと思って一歩ずつ成長できればいい。いいスタートが切れたと思う」と前を向いた。

 最終日は個人種目の出場はないが、リレーで決勝を戦う。「リレー一本で頑張る」と誓った。(共同)

続きを表示

2012年10月21日のニュース