貴乃花親方が高校生に胸出す アマとの交流打ち上げ

[ 2012年10月21日 16:27 ]

ぶつかり稽古で高校生に胸を出す貴乃花親方

 大相撲の貴乃花親方(元横綱)が中心となって企画した若手力士とアマチュア相撲の強豪高校との交流は21日、宮崎県椎葉村での朝稽古で打ち上げた。ぶつかり稽古では同親方がまわし姿で高校生に胸を出す一幕もあった。

 底辺拡大などを目的にプロ側から交流を呼び掛けた画期的な試みで、20日には団体戦による合同大会を行った。貴乃花親方は「立場は違えども同じ土俵に立てた。夢がかなったような気持ち。来年は全国大会にしたい」と総括した。

 朝稽古では大相撲から貴乃花部屋と立浪部屋の幕下以下の力士、アマ側からは埼玉栄、鳥取城北、文徳(熊本)の強豪3校が参加し、申し合いを実施した。角界入りが期待されるモンゴル出身の有望株イチンノロブ(鳥取城北)は14連勝して「自信になった。プロへの気持ちは強まった」と刺激を受けた様子。貴乃花親方は「これをきっかけに、子供たちが1人でも多く大相撲に入ってくれたら」と願った。

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2012年10月21日のニュース