持ち越しぐったり…申ジエがプレーオフ制しV

[ 2012年9月11日 06:00 ]

USLPGAツアー キングズミル選手権最終日

(9月10日 米バージニア州ウィリアムズバーグ キングズミル・リゾート=6379ヤード、パー71)
 2日がかりで行われたプレーオフは16番パー4に場所を替えた9ホール目で申ジエがパーをセーブし、勝利を収めた。前日の最終日に18番を使って行われたプレーオフは8度ともお互いパーで譲らなかった。9ホール目を迎えたところで日没のため「もう見えない」と両者の意見が一致。クリーマーは「続けたかったけど、暗くて無理だった」と言えば、申ジエは「勝つのはいつも大変なことだけど、ここまで疲れたことはない」とぐったりした表情で語った。

 米女子ツアーでのプレーオフ最長記録は、72年に3選手の争いに10ホールを要した例があるが、2選手では04年の武富士クラシックでの7ホールがこれまでの最長だった。日本では9日の男子ツアー、トーシン・トーナメントが暗闇の中でプレーオフを行い距離を45ヤードにまで縮めて勝敗をつけたが、予備日のある米女子ツアーは翌日の月曜朝に決着がついた。

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2012年9月11日のニュース