「番付で超えることが恩返し」碧山 天国の前師匠へ思い

[ 2012年8月27日 13:20 ]

秋場所の番付を手にする、新小結の碧山(右)と春日野親方

大相撲秋場所新番付発表

 ブルガリア出身の新小結の碧山は27日、東京都墨田区の春日野部屋で記者会見し、ことし2月に急逝した前師匠の田子ノ浦親方(元幕内久島海)に思いをはせながら「番付で超えることが恩返し。これからも親方と自分のために頑張りたい」と決意を新たにした。

 同親方の死去後に碧山を引き取った春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「今度は現師匠を超えて」と大関への期待をかけた。会見には前師匠夫人の久嶋綾子さんも同席し「この姿をどれだけ見たがっていたか」と晴れ姿に感涙した。

続きを表示

2012年8月27日のニュース