美香 21位に後退、15歳アマのコが首位守る

[ 2012年8月27日 06:00 ]

第3ラウンド、3番でティーショットを放つ宮里美香

USLPGAツアーカナダ女子オープン第3日

(8月25日 カナダ・コキトラム、バンクーバーGC=6681ヤード、パー72)
 日本勢でただ一人予選を通過した宮里美香(22=NTTぷらら)は1バーディー、2ボギーの73とスコアを落とし、通算1アンダーで21位に後退した。15歳のアマチュア、リディア・コ(ニュージーランド)が72にまとめて通算8アンダー、首位を守った。

 宮里美はパットに泣いた。3番で1・5メートルを外してボギー先行。その後、8番の6メートルのバーディーパットはカップの縁で止まり、10番パー5では3打目を1・8メートルに寄せたが決めきれなかった。

 18ホール中15ホールでパーオンしながらパット数は34。「ショットは良い感じなのにパッティングがなかなか決まらなかった。凄くフラストレーションがたまった」。それでも、最終18番に6・5メートルをねじ込んでバーディー締め。「最後だけはどうしても入れたかった。気持ち良かった」と切り替え「一つ入ればきっかけになる。上が伸ばしているし、私もできると思う」と最終日の追い上げを誓った。(コキトラム・真田薫通信員)

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2012年8月27日のニュース