沙羅2位!課題クリア、新スーツもOK

[ 2012年8月19日 06:00 ]

 ノルディックスキーのGPジャンプ女子は17日、ドイツ・ヒンターツァルテンで行われ、個人第2戦(HS108メートル、K点95メートル)を行い、高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)が96・5メートル、99・5メートルの239・9点で2位に入った。昨年の世界選手権を制したダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が99メートル、103メートルの259・4点で優勝。岩渕香里(松本大)は230・2点で5位、伊藤有希(北海道・下川商高)は19位、渡瀬あゆみ(サッポロスキッド)は20位だった。

 優勝は逃したが高梨は「やらないといけないことはできたので良かった」と喜んだ。踏み切りのタイミングをしっかりと合わせ、飛び出した後は前傾しすぎない体勢を保ち浮力を逃がさなかった。現在の課題をきっちりとクリアし「かみ合った」と振り返った。冬季ユース五輪で金メダルを獲得し、W杯初制覇も果たした昨季終了後に、ジャンプスーツの規則が変更になった。体にフィットする新スーツで空中の感覚が微妙に変わったが、徐々に「良くなってきている」と確かな手応えをつかんだ。

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2012年8月19日のニュース