貴乃花部屋 福島の幼稚園を訪問“夏休みの思い出”贈る

[ 2012年8月19日 06:00 ]

福島県の幼稚園を慰問した貴乃花親方(中央)

 大相撲の貴乃花部屋が18日、東日本大震災で被害に遭った福島県いわき市の明徳館幼稚園を訪れた。

 7月に都内で行われた貴ノ岩の十両昇進パーティーの際に、貴乃花親方(元横綱、スポニチ本紙評論家)と、親交のあった広告代理店「ビーブレーブ」の石田勇社長が意気投合して慰問が実現。東京都中野区の部屋からバスで3時間半かけて幼稚園に到着した一行は、園児250人らと相撲を取るなどして交流し、土俵マットをプレゼントした。

 これまでにもさまざまな復興支援活動を行ってきた貴乃花親方だが、福島県は震災以来初の訪問。園児たちが原発問題の影響で今年6月まで自由に外で遊ぶことができなかった現状を聞き「子供たちにとって夏休みの思い出になってくれれば。とにかく“ふれあう”ことが大事」と今後も引き続き活動を行う必要性を訴えた。

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2012年8月19日のニュース