五輪へ万全　エース内村「早く行きたくて仕方ない」

　体操男子のロンドン五輪代表が２６日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を公開し、２００４年アテネ五輪以来の団体総合制覇を目指す日本のエース内村航平（コナミ）は「チームワークは上がってきている。早く（五輪へ）行きたくて仕方ない」と余裕の表情を浮かべた。

　２７日で五輪開幕まであと１カ月。内村はライバル中国を意識して難度を上げた鉄棒をミスなく演技するなど、完成度の高さを印象付けた。山室光史（コナミ）は昨年１０月の世界選手権で銅メダルを獲得した得意種目のつり輪で技の難度を上げたそうで「優勝争いをしたい」と意欲を見せた。

　五輪前最後となる今回の国内合宿は７月８日まで行われる。チームは１２日に事前合宿地のフランスに入り、１８日にロンドンに移動する予定。