日本、今大会初黒星…韓国に1―3で完敗

[ 2012年5月23日 22:01 ]

韓国に敗れ肩を落とす木村(左から2人目)ら日本チーム

 バレーボールのロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選女子大会第4日は23日、東京体育館で行われ、3大会連続の五輪出場を狙う日本は韓国に1―3で完敗して今大会初黒星を喫し、3勝1敗の勝ち点9で2位に後退した。韓国は2勝2敗の同6で4位。24日は休養日で、日本は25日にキューバと戦う。

 日本はサーブレシーブが不安定で流れに乗れず、第1セットを18―25で落とした。第2セットは木村(東レ)の活躍で25―22と奪ったが、第3セット以降は韓国のエース金軟景の強打に圧倒され、ミスも続いて17―25、13―25と連取された。韓国に負けたのは2008年10月以来で、連勝は10で止まった。

 ロシアは3―0でペルーを下し、4連勝の勝ち点12で首位に立った。セルビアはキューバにストレート勝ちし、3勝1敗で同9。タイは3―0で台湾に快勝し、2勝2敗の同6とし、台湾は4連敗となった。

 ▼真鍋政義・日本監督の話 全てにおいて韓国が上回った。サーブレシーブが素晴らしく、日本はサーブが全く良くなかった。それに尽きる。

 ▼竹下佳江の話 ミスが多すぎた。全てにおいて韓国のペースで展開した。体と頭を整理し、次の試合は必死に戦いたい。

 ▼木村沙織の話 最初から最後まで韓国のペースだった。どこかでリズムを変えたかったが、ミスが続いてできなかった。

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2012年5月23日のニュース