吉田“因縁の舞台”に4年ぶり登場、雪辱に気合

[ 2012年5月23日 06:00 ]

調整する吉田沙保里

 女子レスリングの国別団体戦W杯は26日、東京・国立代々木競技場第2体育館で開幕する。22日には代表選手が都内で練習を公開。

 06年以来6年ぶりの優勝を目指す日本の栄和人監督は「五輪代表は全試合に出場させるつもり。ここで勝てばロンドンは大丈夫」と1次リーグ3試合と順位決定戦の計4試合にロンドン五輪代表4選手を起用する考えを明らかにした。

 主将を務める55キロ級の吉田沙保里(29=ALSOK)にとっては08年大会以来、4年ぶりの出場。その08年はマルシー・バンデュセン(米国)に対外国人選手初黒星を喫するとともに、連勝記録も119でストップした因縁の舞台。吉田は「その時のことを思い出されてるが、しっかり勝ってロンドンでの(五輪)3連覇へ勢いをつけたい」と気合を込めた。

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2012年5月23日のニュース