藍「我慢の展開」で5打差9位後退 美香は12位

[ 2012年2月25日 17:27 ]

通算4アンダーで9位に後退した宮里藍

 米女子ゴルフツアーのHSBCチャンピオンズは25日、シンガポールのタナメラCC(パー72)で第3ラウンドを行い、一昨年の覇者、宮里藍は2バーディー、3ボギーの73とスコアを一つ落とし、通算4アンダーの212で首位と5打差の9位に後退した。

 宮里美香は71で回り、通算3アンダーの12位に上昇、上田桃子は72にまとめ、1アンダーの21位とした。

 首位は前日と変わらず、ジェニー・シン(韓国)、ケーティ・フューチャー、アンジェラ・スタンフォード(ともに米国)が通算9アンダー、207で並んだ。前週優勝のヤニ・ツェン(台湾)が67をマークし、3打差の5位に浮上した。

 ▼宮里藍の話 ピンの位置が難しくて我慢の展開になった。(調子は)そこまで悪くないので一つ一つチャンスをものにして、パー5でもう少しバーディーを取れれば、いいリズムでできると思う。

 ▼宮里美香の話 7番で長いバーディーパットが決まって、気分よく後半に臨めた。15、16(番のバーディー)は大きかった。(最終日は)3つ、4つ伸ばせたら上にいける。しっかり自分のゴルフをして周りに左右されず頑張りたい。

 ▼上田桃子の話 もったいないボギーが多かった。もう少しボギーを減らさないとスコアにならない。(最終日は)グリーン周りのミスを少なくして取れるところでしっかり(バーディーを)取ってスコアを伸ばしていきたい。(共同)

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2012年2月25日のニュース