最後のチャンス生かせず…村上 五輪出場枠逃し悔し泣き

[ 2012年2月25日 09:03 ]

 ロンドン五輪の出場枠を懸けた飛び込みのワールドカップ(W杯)第5日は24日、五輪会場の水泳センターで行われ、男子高飛び込み予選で村上和基(上武大)は381・95点の27位で25日の準決勝へ進めず、五輪出場枠を獲得できなかった。

 村上は最後のチャンスでも五輪出場枠を獲得できなかった。1回目に10位と好位置に付けたが、2、3回目に失敗。順位を一気に落とすと、その後も得点を伸ばすことができず「練習からもう少し本番を意識してやるべきだった」と泣きはらした目で振り返った。

 昨年の世界選手権は13位で惜しくも五輪出場枠を逃した。「追い詰められた部分があった」という今大会でも目標を達成できなかった。22歳は「やるべき準備は全てやって大会に臨んだ。悔いはない」と話したが、落胆は隠せなかった。(共同)

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2012年2月25日のニュース