天理大、力の差痛感「数的優位をつくられた」

[ 2012年2月25日 19:46 ]

第49回日本選手権 天理大13―37キヤノン

(2月25日)
 初出場の天理大は体格で上回る相手の圧力に苦しみ、ボール争奪戦で劣勢に回った。主将のSO立川は「大学生ならボールが動くところが動かなかった。人数をかけないと倒せず、数的優位をつくられた」と力の差を痛感する完敗だった。

 全国大学選手権で準優勝した実力の片りんはのぞかせた。後半にトライを奪うなどバックス陣が防御を切り裂く場面もあり、持ち味の展開ラグビーで観衆を沸かせた。

 4年生にとっては学生最後の公式戦になった。立川は「いい経験ができた」とかみしめるように話し、小松監督は「敗戦を糧にさらに頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。

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2012年2月25日のニュース