さくら、ベストスコア68!国内ツアー開幕戦へ手応え4位

[ 2012年2月25日 06:00 ]

18番で3連続となるバーディーを奪い大会を締めくくった横峯

アジア女子ツアー宮崎女子オープン最終日

(2月24日 宮崎レイクサイドゴルフ倶楽部=6330ヤード、パー72))
 24位から出た横峯さくら(26=エプソン)は6バーディー、2ボギーで、この日ベストスコアの68をマークし、通算3アンダーの4位で終えた。新たに投入したユーティリティーと改良したパッティングに手応えをつかみ、次週の国内ツアー開幕戦に向かう。昨年プロテストに合格した福田真未(19=えん)が69で通算5アンダーとし、4打差を逆転してプロ初優勝を果たした。

 大きな収穫があった。2つのテーマをクリアした上にベストスコアの68をマーク。3連続バーディーで締めくくった横峯が充実感をにじませた。

 「最後は気持ち良くあがれましたね」。手応えの1つが今季から使う7U。10番パー4。残り170ヤードの第2打では「イメージ通り」の弾道でグリーンを捉えバーディーにつなげた。昨季なら11Wを使ったケースだが、左に出る傾向があり課題の距離だった。新しい武器にメドが立ち「使えそうですね」と笑った。

 打ち方をかえたパッティングでも明るい兆しが見えた。5メートル前後を面白いように沈めて6バーディー。スタンスを狭め、フォローをあまりとらないスタイルがなじみつつある。「何となくコツが分かってきたかもしれないです。試合でできたことが良かった」。

 女王奪回を掲げて挑む国内ツアーが次週から始まる。「(仕上がりは)いいと思います」と自信を持って開幕戦が行われる沖縄に向かう。

 ▼1位・福田真未 去年はQT(ツアー出場予選会)で悔しい思いをした。自信になる大きな優勝です。

 ▼6位・森美穂 番手のミスがたくさん出た。テーマとしていた隙のない強気なゴルフができなかった。

 ▼12位・香妻琴乃 ミスが出た原因は分かっている。次週の国内開幕戦はハワイ合宿でやってきたことが試せると思うので楽しみ。

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2012年2月25日のニュース