母・裕美子さん シンプル口上「あの子らしい」

[ 2011年12月1日 06:00 ]

稀勢の里大関昇進

 伝達式には稀勢の里の両親も茨城県牛久市から駆けつけ、15歳で角界に送り出した愛息の晴れ姿を見守った。

 新大関から千秋楽翌日に「来てくれ」と誘いの電話があり、母・裕美子さん(56)は「(口上は)自分の言葉で言っていたので良かったです。あの子らしい」と目を潤ませた。入門後初めて部屋を訪れた父・貞彦さん(65)は「助走期間が長かったけど、なるべくしてなった感じ。相撲界に入ったからには横綱でしょう」と期待していた。

続きを表示

2011年12月1日のニュース