W杯総括会見で言及…強化へ「TL対NZ国内4強」案

[ 2011年9月29日 06:00 ]

 日本ラグビー協会は28日、ニュージーランド・オークランドでW杯総括会見を開き、今後の強化策についても言及。矢部達三専務理事が日本のトップリーグとニュージーランド州代表選手権(ITMカップ)の4強を戦わせる構想を明かした。

 南半球には世界最高峰リーグ「スーパー15」があり、ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアの3カ国から各5チームが参加している。ITMカップはそれに次ぐカテゴリーで、ニュージーランド国内では最高峰。各州の代表14チームがリーグ戦を行う。同専務理事は「日本のトップリーグとITMカップの上位同士がプレーオフで対戦すれば面白い。実現できるようにニュージーランド協会の幹部とも話している」と説明した。

 W杯で1次リーグ3位に入れば、南半球と欧州の強豪と強化試合が組めたが、最下位に終わったことで不可能となった。ITMカップとの交流はその代替案。同専務理事は「来年すぐは厳しいが早くやりたい」と話した。

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2011年9月29日のニュース