地元も大喜び!“凱旋”九州場所待ち遠しい

[ 2011年9月29日 06:00 ]

琴奨菊大関昇進

 琴奨菊の出身地の柳川市は「祝 大関昇進 琴奨菊関」と書かれた縦約15メートル、幅約1メートルの垂れ幕を市民会館の壁に設置、市職員約30人が万歳三唱で昇進を祝った。

 柳川市の観光名所で船頭とともに船で水路を巡る「川下り」のコースにも横断幕が掲げられた。金子健次市長は「市民を挙げて昇進を喜んでいる。国民に愛され、感動を与えるような大関になり、綱を目指して頑張っていただきたい」とのコメントを発表した。

 また、小川洋福岡県知事は「県出身の魁皇関が引退して寂しく思っていたが、福岡からまた大関が誕生したことをうれしく思う。菊は福岡の特産品。琴奨菊関も大輪の花を咲かせてほしい」と祝福した。

 ▼放駒理事長(元大関・魁傑)大関という地位は勝つことが義務づけられる。重圧にめげずに精進して、次は横綱を目指してほしい。(九州場所は)地元の期待も大きいだろうし、協会にとっても盛り上がることを期待している。今の相撲にもっと磨きをかければいい。

 ▼貴乃花審判部長(元横綱)今まで以上にがぶり寄りを見せてほしい。課題は特にないと思います。

 ▼鏡山九州場所担当部長(元関脇・多賀竜)地元出身の大関が誕生してよかった。これで(11月の)場所が盛り上がっていければ。

 ▼大関・琴欧洲 ずっと一緒に稽古していたから昇進はうれしい。これからが大変だと伝えたい。今までと違うのは責任感。相撲協会を全体的に支えないといけない。

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2011年9月29日のニュース