「スクラム釜石」が発足 松尾さんらOBで支援へ

[ 2011年5月4日 19:19 ]

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市に本拠を置くラグビーのクラブチーム、釜石シーウェイブスを支援しようと、チームの前身である新日鉄釜石のOBらで組織する「スクラム釜石」の発足が4日、東京都内で発表された。新日鉄釜石の日本選手権7連覇に貢献した元日本代表SOの松尾雄治・成城大監督(57)らが中心となり活動する。

 釜石シーウェイブスは運営費として年間8千万円の予算を組んで活動しているが、地元のスポンサー企業などが被災し、2千万~3千万円の減収が見込まれるという。スクラム釜石のメンバーは試合会場での募金活動や企業に足を運んでスポンサーの交渉をするなど側面から支援していく。

 松尾氏は「何とかして釜石を復興させたい。完全に復興するまで活動は続く」と話した。

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2011年5月4日のニュース