「心の支えになった」元蒼国来を後援者ら激励

[ 2011年4月23日 19:45 ]

 大相撲の八百長に関与したとして日本相撲協会から解雇され、力士としての地位保全などを求めて東京地裁に仮処分申請した元幕内蒼国来が23日、東京都内の飲食店で後援者らが主催した激励会に出席し「私のことを信じて集まってくれた。すごく心の支えになった」と、しみじみと話した。

 激励会には約60人が出席。師匠だった荒汐親方(元小結大豊)の夫人も姿を見せた。出席者によると元蒼国来は「この処分を受け入れることはできない」と大粒の涙を流す場面があったという。

 現役復帰を目指し、近日中にも古巣の荒汐部屋で稽古を再開する予定で「みんなは最後まで応援すると言ってくれた。これから大変だけど頑張っていく」と法廷闘争も覚悟していた。

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2011年4月23日のニュース