独特グリーン　飯島「川奈とは相性がいい」

フジサンケイ・レディース第２日

（4月23日 静岡県川奈ホテルＧＣ富士）
　朝からの雨に、午後からは独特の強い海風が加わり、アンダーパーはわずか３人となった。そんな難コンディションの中、「川奈（のグリーン）とは相性がいい」と言う飯島が首位に４打差の４位と好位置につけた。

　９、１１番（ともにパー３）でアイアンショットがさえて、２バーディー。「あれが悔やまれる」という６、１６番の３パットを含めて、３ボギーに抑えた。

　このコースではプロ２年目の２００６年にプレーオフの末に２位になったほか、０９年まで４年連続で１０位以内に入った。「（芝目のきつい）川奈の高麗グリーンが自分に合って好成績につながっている」と分析した。

　震災による中断期間中の宮崎合宿で男子プロの片山晋呉からパットのグリップ位置を矯正されて「ボールの転がりがよくなった」という。ツアー７勝目に向けて「スコアを伸ばすしかない」と、最終日のチャージを誓った。