日没サスペンデッド!遼くん 8アンダー

[ 2011年4月23日 18:10 ]

第3日、通算8アンダーの石川遼、6番でバーディーを決めギャラリーの声援に応える

 つるやオープン第3日(23日・兵庫県山の原GC=6770ヤード、パー71)雨によるコース状態不良で約5時間半、中断したため日没サスペンデッドとなり、24選手が翌日に競技を持ち越した。ラウンドを終えた中では、66で回った小田孔明と矢野東が通算11アンダーの202でトップ。首位と7打差の19位から出た石川遼は4バーディー、2ボギーの69で通算8アンダーとした。前日単独首位に立った近藤共弘が14ホールまで一つスコアを伸ばし、通算14アンダーでリード。

 中断は5時間半にもわたったが、12番第2打からプレーを再開した石川遼の気持ちは途切れていなかった。「全ての選手がそうですから大丈夫」と言い切った。

 中断している間、強い雨の中で約3時間も黙々と練習。その成果は14番パー4で出た。残り183ヤードの2打目をピンそばにつけて難なくバーディー。ボギーをたたいた最終18番を例に挙げ「上がり2ホールがひどかった」と悔やむ。それでも大崩れせずにスコアを二つ伸ばし、今季初勝利と節目のツアー通算10勝目に望みはつないだ。「早い段階で2桁アンダーにして、後半を迎えられればいいと思う」と最終日を見据えた。

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2011年4月23日のニュース