1カ月遅れ 高橋大輔「自分がまだまだなのか、強かったのかが分かる」

[ 2011年4月23日 11:58 ]

 フィギュアスケートの世界選手権(25日開幕)で男子2連覇を狙う高橋大輔(関大大学院)は23日、開催地のモスクワに向け出発する前の成田空港で「2連覇は難しいと思うけど、できると信じてやりたい」と抱負を述べた。

 当初3月に東京で開催されるはずだった大会は、東日本大震災の影響で中止された。約1カ月遅れての代替開催となり、集中力の維持に苦労したという高橋は「試されているのかな。(期待に)どれだけ応えられるかで、自分がまだまだなのか、強かったのかが分かる」と今季最後の大舞台を位置付けた。

 モスクワには2005年世界選手権で15位に終わった苦い思い出がある。「ボロボロだった。リベンジじゃないけど、成長したところを見せたい」と誓った。

続きを表示

2011年4月23日のニュース