「WASURENAI3・11」愛“団結”誓う

[ 2011年4月23日 06:00 ]

会見で“故郷”復興への思いを語った福原愛

 卓球の世界選手権(5月8日開幕、ロッテルダム)の壮行会が22日、都内で行われた。男女とも全種目でのメダル獲得を目指す日本は、公式ユニホームに「WASURENAI3・11」と書いたワッペンを貼ると発表。日本協会の木村副会長は「復興の願いを込めた」と説明し、選手は東日本大震災の被災者への思いを胸にメダル獲得を目指す意気込みだ。

 中でも、仙台生まれで親戚が石巻で被災した福原愛(22=ANA)は、思い入れが強い。「10歳までいた仙台は私の故郷。一人一人ができることは限られるけど、日本代表は団結力では負けない。団結することで力になれたらいいと思う」と話した。

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2011年4月23日のニュース