13年度から柔道指導者資格付与制度開始

[ 2011年4月23日 06:00 ]

 全日本柔道連盟は22日、都内で理事会と評議員会を開き、13年度から指導者資格付与制度を開始することを承認した。

 これまで柔道の指導者には初段以上であれば誰でもなることができたが、近年、事故が多発したことで指導者資格の厳格化が求められていた。5段以上に受験資格があるAから3段以上のCまでの3種類を新設予定で、大会の格付けによって指導者に必要なライセンスも異なる。ただし、学校の部活動などについては別途特例を設ける見込みだ。

 ◆日程変更 ロンドン五輪の柔道代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権は来年5月12、13日に福岡で行われることが承認された。例年は4月上旬だが、世界ランクに直結するポイントの懸かるアジア選手権と日程が重複するための措置。

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2011年4月23日のニュース