千賀ノ浦部屋の力士らが老人ホーム慰問

[ 2011年2月12日 19:59 ]

 大相撲の千賀ノ浦部屋が12日、石川県七尾市で行われたイベントに参加し、同市出身の千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)が4人の力士とともにちゃんこ鍋をボランティアで振る舞い、終了後は老人ホームを慰問した。

 日本相撲協会は八百長問題の影響により各種イベントへの参加を自粛としているが、老人ホームや施設への訪問は奨励している。千賀ノ浦親方らが作った約300食のちゃんこは2時間でなくなる盛況で、集まった約3千人は力士との触れ合いに大喜びしたという。

 千賀ノ浦親方は「不祥事があったから断られるかと思ったが、頑張ってくださいという声援が多かった。老人ホームでも皆さん笑顔で喜んでくれたし、今はこうした地道な活動が大事だなと感じた」と話した。

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2011年2月12日のニュース