チーム青森“屈辱” 近江谷「らしくない試合した」

[ 2011年2月12日 06:00 ]

カーリング日本選手権第4日

(2月11日 北海道・名寄サンピラーパーク)
 5連覇中の女王が屈辱にまみれた。1次リーグ最終日は、初戦で中部電力に苦杯を喫し、最終戦でも本橋率いるLS北見にギブアップ負け。セカンド近江谷は「(本橋が相手になって)不思議な感じがした。きょうは自分たちらしくない試合をしてしまった」と精神面の準備不足を吐露した。

 バンクーバー五輪後、スキップの目黒と本橋が脱退。新チームとして挑んだ昨年11月のパシフィック選手権では、中国、韓国に敗れ3位。世界選手権出場権も逃した。今大会は今年11月のパシフィック選手権代表を決める争い。フォースの山浦は「この大会で勝ちたいというより、パシフィックで雪辱したいという思い」と口にしたが、現実は厳しかった。

 12日の準決勝進出決定戦から3連勝が、優勝の条件。復調なるか、群雄割拠の時代を迎えるか。その鍵を握っているのは、五輪メンバー3人を擁するチーム青森だ。

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2011年2月12日のニュース