ウッズ 不動産業者から46億円“不正報酬”

[ 2011年2月12日 06:00 ]

第2R、2番で汗をぬぐうT・ウッズ

 タイガー・ウッズ(35)がアラブ首長国連邦の不動産業者から、実態の伴わない5540万ドル(約46億5000万円)の報酬を08年以降に受け取っていたことが明らかになった。

 10日付のアラビアン・ビジネス紙(電子版)が伝えているもので「デザイン料&プロモーション料」として支払ったのはドバイのタトウィアー社。同社は先月に別の会社が計画を中断したゴルフ・リゾート(名称はタイガー・ウッズ・ドバイ)を規模を縮小する形で引き継いでいるが、100軒の別荘やゴルフ場の工事は不動産市場が低迷する中で中断したままになっている。

 ウッズは現在、欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシック(エレミーツGC、パー72)に出場中だが「この件について話すつもりはない」とコメントを拒否。一方プレーは好調で、初日71の27位から、11日の第2日は6バーディー、ノーボギーの66をマークし、通算7アンダーまでスコアを伸ばした。首位のマキロイとは4打差の5位で優勝圏内に浮上。なお、松村道央は通算4オーバーで予選落ちした。

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2011年2月12日のニュース