川岸良兼の次女・史果 自信の首位発進

[ 2010年12月23日 06:00 ]

<関東高校ゴルフ選手権初日・女子の部>10H、ティーショットを放つ日大高・川岸。トータル1アンダー、首位タイでホールアウト

 スポニチ主催平成22年度関東高等学校ゴルフ選手権冬季大会第1日は22日、千葉県一宮町の一の宮カントリー倶楽部(男子6563ヤード、女子6053ヤード、パー72)で行われ、男子は福原翔太(千葉・拓大紅陵2年)が3アンダー、69でトップに立ち、昨年優勝の佐藤大平(茨城・水城2年)ら3選手が1打差の2位。女子は川岸史果(神奈川・日大高1年)と渡辺彩香(埼玉・埼玉栄2年)が1アンダーの71で首位に並んだ。最終日は男女とも18ホールが争われ、男子はシード選手を除く上位42人、女子は同じく17人が来年3月の全国高校選手権(滋賀・瀬田GC)への出場権を手にする。

 男子プロの川岸良兼の次女・史果は前半33と飛ばしたが、チャンスホールの14番パー5でつまずいた。ティーショットを左林に入れて、7Iでの第2打も引っかけてOBとしトリプルボギーを叩いた。それでも1アンダーのトップに「ショットの調子はいいし、悪いところもありません」と初Vへ自信を見せた。

 ≪連覇を狙う佐藤が1打差2位スタート≫男子で連覇を狙う佐藤が1打差2位と好スタートを切った。「パターがよかった」という前半を34で折り返し、後半は貯金を守って5バーディー、3ボギー。夏場からパットに苦しみ、全国大会では上位に入れなかったが、そのパットも感覚を取り戻しており「何とか連覇を狙っていきたい」と意欲を見せる。来年のナショナルチームのメンバーに選ばれたのも発奮材料となっている。

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2010年12月23日のニュース