織田 4回転―3回転成功!2年ぶりVへ絶好調

[ 2010年12月23日 17:54 ]

全日本選手権を前に調整する織田信成

 フィギュアスケートの全日本選手権は24日、来年3月の世界選手権(東京)の代表最終選考会を兼ねて長野市ビッグハットで開幕する。23日は会場で本格的な練習が始まり、男子で2連覇を狙う高橋大輔(関大大学院)や2年ぶりのタイトルを目指す織田信成(関大)が調整した。

 好調が目立ったのは、4回転―3回転の連続ジャンプを決めた織田。初優勝を狙う小塚崇彦(トヨタ自動車)も順調な仕上がりを見せた。高橋は4回転ジャンプで転倒するなど、本番に不安を残した。

 女子は5連覇が懸かる浅田真央(中京大)や初優勝を狙う16歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)らが練習。

 24日は男子ショートプログラム(SP)などを行い、女子SPは25日に実施。26日の全競技終了後に代表が発表される。

 ▽高橋大輔の話 調子は良くもなく、悪くもない。4回転だけが跳べていない。日本のトップが決まる試合。トップとして世界選手権に行きたい。そういう意味で大事な試合になる。
 ▽織田信成の話 シーズン前半から全日本に照準を合わせてきた。グランプリ・ファイナルで失敗したフリーを重点的に練習してきた。絶対に優勝する気持ちでやりたい。

 ▽小塚崇彦の話 (2連勝した)GPと同じくらいの演技ができる調整はしてきた。全日本の緊張感を克服する自信はある。世界選手権に出たいという気持ちで練習したことを思い出して滑る。

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2010年12月23日のニュース