モンゴルで右足治療中 無断欠席の日馬富士に注意

[ 2010年12月23日 17:07 ]

 右足首の負傷で先場所を途中休場し、来年1月の初場所では初のかど番となる大関日馬富士(26)が23日、両国国技館での横綱審議委員会(横審)による稽古総見を日本相撲協会に連絡せずに欠席した。二所ノ関生活指導部長(元関脇金剛)は、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に本人に注意するように伝えた。

 日馬富士はけがの治療のため、10日から故郷のモンゴルに滞在中。相撲協会に海外渡航届は提出しており、30日に日本へ戻る。同協会の放駒理事長(元大関魁傑)は無断欠席に「(渡航)届けを出したから報告の必要はないと判断したのだろう」との見解を示した。

 ただ番付発表後も日本を離れていることについて、放駒理事長は「できれば帰ってきてほしかった。年明けから稽古をしても10日もない。大丈夫なのか」と話した。

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2010年12月23日のニュース