松田、世界選手権V!ロンドン五輪第1号

[ 2010年8月2日 06:00 ]

 射撃の世界選手権第2日は1日、ミュンヘンで行われ、男子50メートルピストルで松田知幸(34=神奈川県警)が合計669・7点で初優勝し、2012年ロンドン五輪の出場枠を日本の全競技を通じて初めて獲得した。

 同五輪予選最初の大会で、この種目は4つの出場枠が割り振られた。日本ライフル射撃協会はピストル種目で出場枠を取った選手の五輪派遣を決めており、松田はロンドン五輪の出場決定選手第1号となる。
 北京五輪8位の松田は予選を572点の1位で通過。上位8人による決勝でも2番目の97・7点をマークし、合計で自身が持つ日本記録を更新した。「うれしいの一言。夢みたいです。ロンドン五輪までの2年間も自分のペースを守って、メダルを目標に頑張りたい」と話した。

 ◆松田 知幸(まつだ・ともゆき) 射撃男子ピストルの国内の第一人者で、北京五輪50メートルピストルでは繰り上がりで8位入賞を果たした。神奈川・横浜商大高出。神奈川県警。神奈川県出身。34歳。

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