オチョア涙の会見「No・1で引退したかった」

[ 2010年4月24日 06:00 ]

メキシコ市で行われた引退記者会見で涙をぬぐう、女子ゴルフのロレーナ・オチョア

 女子ゴルフの世界ランキング1位で電撃的に引退を表明したロレーナ・オチョア(28=メキシコ)が23日、メキシコ市で記者会見を行った。

 「この数年間与えることのできなかった時間を家族に返したい。家族と過ごす時間を持つための引退です」と涙を浮かべながら決断の理由を明らかにした。「23年前にゴルフを始めた時から、たくさんの試合に勝って、世界一の選手になりたいと思ってきた。No・1として引退したかった。今がベストのタイミングだと思う」とも話した。
 メキシコで開催される来週のトレス・マリアス選手権には出場し、11月のロレーナ・オチョア招待(メキシコ)にも出場予定。昨年12月に結婚した夫が前妻との間にもうけた3人の子供がおり、予想されたようなオチョア自身の妊娠が引退の理由ではなかったようだ。

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2010年4月24日のニュース