上り調子の長島 金狙う五輪へ最後の大会

[ 2010年1月15日 18:34 ]

 バンクーバー冬季五輪のスピードスケート男子500メートルで金メダルを狙う長島圭一郎(日本電産サンキョー)が、16日に北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで始まる世界スプリント選手権で、五輪前最後の大会に臨む。

 昨年は大健闘し、日本の男子では清水宏保以来となる総合2位に食い込んだ大会。五輪を1カ月後に控えた今回は「前回は前回。この大会でどうしても(勝ちたい)という気持ちはない」と順位にはこだわっていない。
 ただ、4年前はこの大会の総合優勝者が男女ともトリノ五輪の500メートルで金メダルに輝いている。長島も「1カ月なら(五輪まで)調子を維持できる」とみて、シーズン開幕前からこの大会を重要なステップと位置づけていた。
 オフに筋力アップし、前半戦は体の重さを訴えながらワールドカップ(W杯)で1勝をマークした。
 シーズンが深まり、「状態は上がってきている。だいぶ体が動くようになってきた」と手応えを口にする。15日はスタートの練習を繰り返し、体の切れを確かめた。

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2010年1月15日のニュース