２日連続番狂わせ！東九州龍谷高の少女たち

準々決勝でパイオニアに逆転勝ちし、抱き合って喜ぶ東九州龍谷高の選手たち

女子高生軍団がプレミア勢連続撃破！／全日本選手権

　【バレー全日本選手権・東九州龍谷高３―１パイオニア】男女を通じて唯一、高校チームとして出場した東九州龍谷高が、また快挙を成し遂げた。２日連続でプレミアリーグ勢を破る番狂わせで、堂々の４強入りを決めた。
　第１セットこそ１４―２５と圧倒されたが、その後は見事に立ち直った。相原監督が「相手が嫌になるまで粘ろう。我慢比べだ」と選手を鼓舞し、攻守で持ち味のしぶとさを存分に発揮。続けざまに３セットを奪った。
　今年は選抜優勝大会、高校総体、国体と高校生の主要３タイトルを独占した強豪だが、日本のトップチーム相手の連勝は大金星だ。相原監督は「格上のチームだと想定通りだから、選手も楽しいと思う」と快進撃を分析した。エースの長岡は「きのうもきょうも、自分たちのバレーができたことが一番うれしい」と自信をみなぎらせた。