モーグル上村らが帰国「改善点もわかった」

[ 2009年12月18日 12:57 ]

帰国したフリースタイルスキー、モーグルのバンクーバー冬季五輪女子代表、上村愛子選手

 フリースタイルスキー、モーグルのバンクーバー冬季五輪女子代表の上村愛子(北野建設)伊藤みき(中京大)ら強化指定選手9人が18日、遠征先の欧州から成田空港に帰国し、開幕まで2カ月を切った本番に向け上村は「改善点も少しずつ分かってきた。春先から練習してきたことがいい方向に出ている。気負わずに残りの日を過ごしたい」と意気込みを語った。

 上村は11日のワールドカップ(W杯)開幕戦で2位に入り順調なスタートを切ったが、翌日の第2戦ではエアの着地に失敗し予選落ちした。「初戦で今季のジャッジの評価もわかったし、自分の滑りは評価されていると思った」と話し、手応えを得た様子だった。
 W杯で2戦続けて決勝進出を果たし、5大会連続の五輪出場が濃厚な里谷多英(フジテレビ)は「前回の五輪よりも気持ちに余裕がある。次の遠征までターンの練習をしたい」と話した。
 上村らは北米で開催されるW杯に向けて1月4日に出発する予定。

 ▼伊藤みきの話 4戦を戦って、ほっとした部分とやらなきゃいけない課題が見えた。全体的にはまだ練習不足だし、技術も見直していかないといけない。

 ▼西伸幸の話 欧州カップの2戦目はベストを出せた。そこに細かいところをプラスしていけば戦えるという手応えもあった。(1月のW杯では)五輪で優位に立つために上位の順位が欲しい。

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2009年12月18日のニュース