ジャズ大接戦制しプレーオフ初勝利

[ 2009年4月25日 06:00 ]

 米プロバスケットボール、NBAのプレーオフは23日、各地で行われ、西地区8位のジャズが地元ソルトレークシティーで1位レイカーズを88―86で下し、3戦目で初白星を挙げた。フォワードのカルロス・ブーザー(27)が、チーム最多の23得点とプレーオフのチーム記録に並ぶ22リバウンドをマーク。残り2・2秒にガードのデロン・ウィリアムス(24)がジャンプ・シュートを決めて2万人のファンを歓喜させた。東地区ではセルティクスが敵地シカゴでブルズを退け、通算成績を2勝1敗とした。

 <ジャズ>残り1分を切ってスコアは84―84、86―86という大接戦。最後はウィリアムスがレ軍フィッシャーのマークを振り切って貴重なシュートを叩きこんだ。「最後に償いをしたかった」。ウィリアムスは45分間プレーしながら13得点と内容はいまひとつ。しかし土壇場では底力を発揮した。得点力のあるセンターのオクールが故障欠場となったが、ウィリアムスとともに北京五輪で金メダルを獲得したブーザーがゴール下で大活躍。8位ながら波乱を予感させる一戦となった。

 <レイカーズ>ブライアントは18得点を挙げたが、24本のフィールド・ゴールのうち19本をミス。逆転を狙って終了間際に放った3点シュートもリングに嫌われた。試合後は「自分の調子が悪く、相手の守備が良かった」と敗因を分析。楽勝が予想された1回戦だが、敵地では思わぬ苦戦となった。

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2009年4月25日のニュース