北島「もう一度日の丸つけたい」

[ 2009年4月25日 06:00 ]

渡米を前に、笑顔を見せる競泳の北島康介

 競泳男子平泳ぎ五輪2大会連続2冠の北島康介(26=日本コカ・コーラ)が24日、成田空港から新たな活動拠点となる米国へ向け出発した。出発前の会見では「WBCとかで日本人が海外で戦う姿を見て、いいなと思った。もう一度日の丸をつけたい気持ちになった」と語った。

 これまでも現役続行の意思を示してきたが、来季以降、第一線で競技に復帰する可能性を示唆。その一方で「やるとなれば五輪だけど、そんなに魅力は感じていない。練習して気持ちが変わってくるかどうか」とロンドン五輪へ向けては慎重な姿勢を崩さなかった。
 拠点となるロサンゼルスではコーチをつけず、1人で練習する意向。マネジャー不在の単身渡米で、さらには将来の活動の幅を広げるために語学学校にも通う。それだけに「食事はどうしようか。飢え死にするんじゃないかな」と不安も漏らした。

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2009年4月25日のニュース