遼くんビックリ スコットの技術を「分度器みたい」

[ 2009年4月4日 09:22 ]

オーガスタの宿舎近くのゴルフ場で、地元の中学生が見守る中パットをする石川遼

 9日開幕のマスターズ・トーナメント(米ジョージア州)に出場する男子ゴルフの石川遼が3日、会場のオーガスタ・ナショナルGCで、今田竜二、アダム・スコット(オーストラリア)らとともに非公開の練習ラウンドに臨んだ。3月31日から4度目でコースに慣れた石川は「これからがいい練習ラウンドになってくる」と話した。

 これまで映像でしか見たことがなかったコースの特徴も、実際にラウンドする中でだいぶ把握できてきたようだ。石川が前半のキーポイントに挙げたのは「パンパス(ススキ)」と名付けられた450ヤードの7番(パー4)。連日狭いフェアウエーに苦しみ、この日が初めてのパーだったという。「難しいといわれている3、4、5番を切り抜けても、多くの選手がここでボギーをたたくらしい」と警戒した。
 8年連続出場となるスコットやショートゲームが得意な今田とプレーしたことで、技術的にも刺激を受けた様子。6番で見せたスコットの大きく曲がるアプローチに「分度器みたいだった」と目を輝かせていた。(共同)

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2009年4月4日のニュース