シカゴは「移動の便利さ」アピールへ

[ 2009年4月4日 09:19 ]

 2016年夏季五輪招致を東京などと争うシカゴのライアン招致委員会会長は3日、国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会の現地調査を前に「コンパクトな会場設定だけでなく、いかに短時間で楽に移動できるかを見てほしい」と抱負を語った。

 現地調査は4日に始まり、5日には会場視察が予定されている。シカゴの開催計画は五輪施設の85%を半径8キロ圏内に集めており、同会長は「評価委はIOC委員の目と耳になってくれる。これまでも写真やビデオで説明してきたが、百聞は一見にしかずだろう」と自信を示した。
 招致委は3日、評価委の訪問中に一度だけ許される公式ディナーを6日に市中心部のシカゴ美術館で開催すると発表した。地元人気シェフが料理を用意し、本場のブルース演奏もあるという。(共同)

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2009年4月4日のニュース