「嘉納家」以外初 講道館館長に上村氏

[ 2009年3月14日 06:00 ]

 柔道の講道館の理事と評議員で構成される維持員会が13日、東京・文京区の講道館で行われ、全日本柔道連盟(全柔連)専務理事の上村春樹氏(58)の新館長就任と嘉納行光館長(76)の退任が決まった。“総本山”の館長に嘉納家以外の人間が就くのは初めて。上村氏は「大変な重責で緊張している。柔道とJUDOを1つにしていくような方向をつくっていきたい」と所信を表明。全柔連の会長にも就任する見込みで「2つの組織が手を携えることで、相乗効果が生まれると思う」と話した。

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2009年3月14日のニュース