ハンド男子の岩本が引退へ 史上初の1000得点達成

[ 2009年3月14日 20:22 ]

 ハンドボール男子の元日本代表で日本リーグ史上初の通算1000得点を達成した岩本真典(38)=大崎電気=が今季限りで現役を引退することが14日、分かった。関係者によると、大崎電気の首藤信一監督の後任として、来季はチーム監督就任が確実視されている。

 今季はコーチ兼選手の立場で在籍した岩本は「選手としてやり残したことがないかと言えばうそになるが、チームの方針もあり、自分の中で整理はできた」と話した。
 熊本県出身の岩本は198センチの長身を生かした得点力が武器で、1993年に三陽商会でリーグデビューして新人王を獲得。2001年にチームの休部で大崎電気に移籍し、06年10月に通算1000得点を達成した。今季のレギュラーシーズン終了時で歴代1位の通算1079得点としている。

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2009年3月14日のニュース