石田 日本長距離初の3位!

[ 2009年3月14日 20:38 ]

女子30キロクラシカルで3位に入った石田正子

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)距離は14日、ノルウェーのトロンヘイムで一斉スタート方式の女子30キロクラシカルを行い、28歳の石田正子(JR北海道)が1時間25分34秒2で滑り、スプリントではない長距離種目で日本選手初の表彰台となる3位に入った。

 日本の距離選手では昨年2月の女子スプリントで3位となった夏見円(JR北海道)に次ぐ2度目の表彰台。長距離でこれまでのW杯最高位は、1997年に青木富美子が2度記録した5位だった。
 クラシカル走法を得意とする石田は終盤まで2位を争った。ペトラ・マジッチ(スロベニア)が1時間25分22秒2で今季8勝、通算14勝目を挙げた。

 ▼石田正子の話 (3位は)予想していなかった。残り3キロくらいで先頭集団に追い付いた。体はつらかったが、順位を落とせないと思って頑張った。これで距離も生放送にならないかな。(共同)

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2009年3月14日のニュース