市立松戸バレー部監督が体罰、停職処分に

[ 2008年12月24日 17:29 ]

 千葉県松戸市の市立松戸高校の男性教諭(44)が、顧問を務めていた男子バレーボール部員8人をパイプいすで小突くなどの体罰を加えたとして、松戸市教育委員会は24日、男性教諭を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 同校は2003年からインターハイに4回連続出場した常連校。昨年と今年は出場を逃しており、教諭は「自分が顧問になってから戦績が落ち込み、より厳しい指導が必要だと思った」と話しているという。教諭は04年11月にも別の女子生徒のほおを平手で殴る体罰で訓告の処分を受けていた。
 市教委によると、教諭は昨年7月から今年8月にかけて、自校や他校で行われた練習試合の際、部員をパイプ椅子で小突いたほか、平手で複数回ほおをたたいたり、太ももをけるなどの体罰を加えた。通院した生徒はいなかった。
 体罰を受けた生徒の母親から9月、市教委に相談があり、調査したところ教諭が体罰を認めた。

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2008年12月24日のニュース