さくら“妹分”横山恭子2位守る

[ 2008年7月31日 06:00 ]

 女子ゴルフのプロテスト第2日は30日、岐阜県関市の岐阜関カントリー倶楽部(6482ヤード、パー72)で行われ、横峯さくらの父・良郎氏が主宰するさくらゴルフアカデミー所属の横山恭子(18)が71で回り、通算3アンダーで首位に1打差の2位につけた。最終日はツアー後半戦の11試合の出場資格が与えられるトップ合格を目指す。プロ野球・阪神の久保康生投手コーチの次女・啓子(21)は74とスコアを崩しながらも通算1アンダーの7位と、20位タイまでの合格圏内をキープした。

 横峯さくらの妹分の横山が1打差の2位に浮上した。「ドライバーがひっかかって調子が悪かった。でも2日間耐えることができました」。小3の時に良郎さんが鹿児島・鹿屋市で開いたゴルフスクールの「めだかクラブ」に入り、ゴルフを始めた。実家は牛30頭を飼育している畜産農家だったが、ゴルフの試合で出費がかさみ高校を2年で中退してプロを目指すようになった。「本当は高校を卒業したかったんですが、良郎おじちゃんが辞めろというので…。高校を卒業できなかった分、プロで頑張ろうと思っています」。最終日は逆転でのトップ合格を狙う。「さくら姉ちゃんができなかったトップ合格を目指したい」と気合を入れていた。
 ▼7位久保啓子 スタート前に父と妹の顔を見てリラックスできました。2オーバーは父には上出来だと言われました。あしたは気持ち次第。緊張せずにしっかりやりたい。(父・康生コーチと妹・宣子さんの応援を受け合格圏に踏みとどまる)

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2008年7月31日のニュース