3度目“戦地”試走 尾方「勝負どころ確認」

[ 2008年7月31日 06:00 ]

 北京五輪マラソン男子代表の尾方剛(35=中国電力)が30日、3度目の北京五輪コースの試走を行った。朝6時に20キロ地点をスタートし、後半の約20キロをチェック。「自分の庭みたいな感覚がほしかった。勝負どころだと思っているところも確認できた」と成果を話した。

 連日35度近い猛暑が続いていたが、この日の午前中は24度前後と穏やかな天気。「涼しかったのは予想外」と話したが、本番も涼しくなれば高速レースが予想されるだけに「いろんな条件に対応しなければいけない」と気を引き締めた。
 4、6月の2度の試走では雨と暑さも経験しており、天候に対する心の準備は万全だ。29日に現地入りし、試走を終えて午後には関空着の航空機で帰国。1泊2日の弾丸ツアーを終えた尾方は、今後は北海道で合宿を行い、レース3日前の8月21日に北京入りする。

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2008年7月31日のニュース